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ブルーベリー◎天然色素成分が目の疲れを改善

ジャムやスイーツの材料として用いられるブルーベリー。4月から5月に花を開き、6月から8月にかけて実を付けます。あまり大きくならず、マンションのベランダなどでも育てられるため、最近では自宅で栽培する人も増えています。

ブルーベリーは、今でこそ目にいいことが知られるようになりましたが、その効用が注目されるようになったきっかけは、第二次世界大戦時のパイロットの証言でした。当時のイギリス空軍にブルーベリーに目のないパイロットがいたのですが、彼が夕暮れ時や夜明け前に出撃した際に、薄明かりでもはっきり物が見えたと周囲に語ったというのです。

この証言を元に1960年代から70年代にかけて、ブルーベリーと視力との関係を探る研究が進みました。その結果、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」という天然色素成分が、眼精疲労や視力の改善に効果を示すことが明らかにされました。

アントシアニンは、網膜上で光信号を電気信号に変換して脳に伝える「ロドプシン」という物質の働きに深く関わっています。ロドプシンは、光の刺激を受けると分解され、暗いところで再合成される性質を持っています。しかし、パソコンやスマートフォンを使い続けるなどして目が疲れてくると、ロドプシンの再合成が必要な量に追いつかず、目の疲れや目が見えにくくなるなどの症状を引き起こします。

アントシアニンは、このロドプシンの再合成を促すことによって、眼精疲労や目が見えにくいといった症状を改善します。他にもアントシアニンは、強い抗酸化作用を持つことが知られており、白内障や緑内障の予防にも効果があると考えられています。

アントシアニンは熱に強く、煮たり凍らせたりしても成分はほとんど変化しないため、ジャムとして食べても十分に効果が期待できます。ただし、大量に食べても効果は限られるため、例えば1日50gなど、量を決めて定期的に摂取することを心がけるとよいでしょう。


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